【お気にCD】AL Di Meola (アル・ディメオラ)/ Elegant Gypsy (1976)気ままに紹介

御機嫌如何?ギタ彦です。

ロックギターに目覚めたギタ彦少年。
ギター雑誌や音楽情報雑誌を食い入るように読み漁る。

度々みかけるアル・ディ・メオラの名前。

ロック畑の人ではないようだけど。

どうやら凄いギタリストのようだぞ?





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名前だけは知っていたアルディメオラとアランホールズワーズ

でも古い人達でしょ?

当時ならすごかったのかもしれないけどさ。

ヤングギターなどで

イングヴェイやポール・ギルバート。

インペリテリ。

速弾きギターリストに憧れる少年ギタ彦。

シュラプネル系とかね。
当時は言ってたね。

そんなテクニカルなギタリスト達のインタビュー記事や、
テクニックの考察記事などで度々見かける名前。

それがアル・ディ・メオラとアラン・ホールズワース。

「~~のような・・・」なんて例えで使われていた印象だけど。

一体この人達って何者?

ピッキングのアルにレガートのアラン

イングヴェイを称するのに、
アル・ディ・メオラとアラン・ホールズワースを足して2で割ったようなプレイ。

そんな事言ってる記事を見かけてさ。

イングヴェイにもそんな事言ってたのかな?

たしかイングヴェイ本人もそう評価されて嬉しいよ。

だって彼らをリスペクトしてるから。

なんてあったと思うけど。
内心ではどうだかは知らんが。

いずれにしても世代からしてイングヴェイからしか知らないから。

ディメオラにふれる機会もなかったし。

そんなディメオラさんのCDを地元のCDショップで偶然見かけたのだよ。

中古でね。

中古なのに1500円だったよ?

1000円以下、なんなら500円位が主流の店舗において。

1500円をつけている。
しかも6曲しか入ってないのに。

ディメオラ強えぇ~。

数回訪れるたびチェックするのだけど、
いつまでも売れずに残ってる。

やはりマイナーなんだろうな~ってね。

あるいはオイラに買われるのを待ってた?

ということで購入したのでした。

エレガントジプシー アルバム紹介

全6曲

このアルバムにはパコ・デ・ルシアと言うフラメンコ・ギターの開祖が参加してるんだよね。

この人は指引きで超絶だから、
いずれパコもチェックしておきたいね。

6曲と少なめだけど十分と中身の濃い作品に仕上がっとりますよ。

① FLIGHT OVER RIO

シンセサイザーで始まるこの曲。
ギターじゃないの?この人のギターを聴きたくて買ったのに。

もちろんわかってますよ。

あくまで序章だって。

わかってますって。

速弾きと言ったらアルディメオラと聞いて。

オイラにとって速弾きといったらイングヴェイにインペリテリにポールギルバート。

ところで1分30秒ほど経ちますけどまだシンセサイザーですな・・・

このあたりで曲調変わるよ。そろそろかな?・・・・

ワクワクするね。

2分30秒あたりからエレキギターが唸り始めるよ。

3分10秒頃から・・・

おおお!すげーー!!

オイラが知ってる速弾きだ!

いや、コレは凄い。

なるほど、コレは後進達に影響与えるわけだよ!

ジャンルはなんだろう?フュージョン?

難しそうな感じだね。

でも曲はカッコイイ。

インストゥルメンタルではジョー・サトリアーニくらいしか聴かなかったオイラ。

このアルバム以降、アルにハマるのですよ。

聴いていてちょっと古臭さを感じたのが本音。
聴いていてイメージされるのは昭和の喫茶店。

伝わるかな~(苦笑)

ジャズやらフージョンやらが店内に流れていそうな。
そんな感じ。

懐かしくて好きになった。

② MIDNIGHT TANGO

この曲こそもろに郷愁を誘うのだよね。

もうイントロから気怠い喫茶店のイメージ。

タンゴってこういう感じかな。
後ろのパーカッションの感じはそうだよね。

この曲も2分30秒あたりから趣が変わる。

ギターのテクニックも心地よく聴こえるけど、
キーボードのメロディも優しい。

読書中のBGMに最適。

実際そうしてた。


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③ MEDITERRANEAN SUNDANCE

このアルバムの一番の目玉でしょうこれは。

パーカッションですよ、太鼓ですよ。

1分あたりからスパニッシュな香り満載の小気味良いギターで幕開け。

パコ・デ・ルシアとの共演。

超絶共演。

静かな中で情熱的なギタープレイ。

わけわからんか!

ヤングギターに掲載されていたスコアを今も持っているけど。

コピーしたいのにする気になれないナンバー。

だってこんなん弾けっこないわ。

アルの超絶フルピッキングにパコの変態的フィンガーピッキングなんてムリでしょ。

見る聴くに留めておこう。

アル・ディメオラ作品で一番のオススメ。

オイラの様なディメオラ初心者には絶対これ。

イントロのギターだけはコピーしたよ。

瞬発力を身につけられそうに思ったから。

瞬間的に速弾きする練習に良さげ、と思うよ。

④ RACE WITH DEVIL ON SPANISH HIGHWAY

一転、ロックなナンバー。

ギタリストはとにかくハイウェイを疾走するのが好きらしい。

しかもたいてい誰かと競争してるな。

リッチーから始まったかディメオラからなのか。

ジャケットではレスポールを抱いているディメオラ。

このアルバムでもレスポールを使用しているのかな?

音圧は感じるけども。

とにかくこの人のピッキングは、
どんなに速くても小気味よく聴こえるよね。

あまりレガートなプレイをしないからだろうか。

フルピッキングでこうも綺麗な粒で弾ききられると気持ち良し。

2′30″ あたりから3′ あたりのパート。

ここだけでも頑張ってコピーしてみようか。

凄いから。

⑤ LADY OF ROME, SISTER OF BRAZIL

海辺のテラスでアフタヌーンティーしながら、
そしてやっぱり読書しながら聴きたい曲。

透明感のある曲。

⑥ ELEGANT GYPSY SUITE

SUITE(スーツ)=組曲

組曲=いくつかの曲を1つに組み合わせた曲

アルバムのタイトルにも使われているエレガントジプシー。

組曲だけあって9′16″の長編になっとります。

これも好きな曲なんだけど。

長いけど中だるみせずに聴ける。
そして最後はちゃんと「これで終わりっ!」ってなるよ。

だからか、最後まで気持ちいい。

でも正直。

この曲に限らず他の曲にしても組曲みたいな感じがするけども。
フージョンってそんなイメージ。

今回の〆

ジャンルにこだわらず一聴しておきたい。
そんなアルバム。

ちなみに先日。

ようやくジェフ・ベックのアルバム買いましたよ。
BLOW BY BLOWね。

これも聴いておかなきゃって、半ば使命感から。

・・・・。

アル・ディメオラは買って良かったよ。
ディメオラ気に入ったからSplendido Hotel も買ったしね。
これもお気に入りCDだった。

でもディメオラのCDはなかなか手に入らない。
店頭で見かけることはあまりないからね。
レアって感じ。

今ならネットで見つかるけどさ。

インストゥルメンタルでも飽きずに聴き続けられるのは、
ディメオラとジョーサトくらいだもんね、オイラ。

もし未だに手を付けていないってギター好きの人いたなら。

いっぺん試してみて。

勉強になるしかっこいいしだから。

今回もここまでお付き合いありがとうございました。
んじゃまたね。
ギタ彦でした。





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