ギターの速弾きのポイント6個 右手編

ギター弾いてる?ギタ彦です。

今回も懲りずに速弾きのお話。
右手編と題してお送りいたしますが。
そもそも左手についてはあまり考えておりません。


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それではいってみましょ。

まずギタ彦的速弾きポイントまとめ

  • 力むのか脱力なのか
  • 弦移動で意識する点
  • 右手のミュートについて
  • 手首の回転やスナップとは
  • ピックを弦に当てる際に意識している点
  • 使用するピック

以上6個。
こんなところかな。
なんだか足りないような気もするけれど。
現段階で思いつく、僕が速弾きの際に意識する点はこれら。

ではそれぞれについて僕なりに解説していきます。

参考になれば嬉しいですよ。


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力んで弾くか脱力して弾くか

一番悩んだのがココかもしれない。

どこに力をいれるの?

グッと力を込めて・・・なんて表現をよく聞いたものだから。
もう右腕全体に力入れるものかと思い込んでしまって。

それで試してみるも、当然すぐに疲れてしまう。
とても速弾きどころじゃない。

それでもこれを続ければいいのかな?
いずれこの疲れも克服できるのかもしれない。

でも今日はいつも通りでいいや。
明日から本気で試してみよ。
(一番だめなやつ)

こんな感じだから上達もしない。

脱力したらさ・・・

やっぱり力抜くか。
力入れてしまったら速くなんて弾けないよ。
そんな風に言う人もいるわけよね。

それはそれでそんなもんだよな、と納得してしまう。

でもね。

脱力してしまったら。
腕を振る速度を上げるのは、それはそれで無理じゃないか?

力を入れずにどうやって速度が上がるのさ。。。

こんな感じでどちらもイマイチ解釈しきれない。
腑に落ちないまま何年も経ってしまうわけ。

結局のところどっちなの・・・

前置き長かったね。

では結論。

「肘辺りに力を込めて、腕先の手首付近は出来るとこまで脱力。」

もしかすると。
皆とっくに「いや、そもそもそういうことだろ?」って気がついてた?

僕はね。
先に書いたように理解出来てなかった。
頭が固いんだねきっと。

でもこれに気づいてからはそこそこ速く弾けるようになったんだよ。

もちろん未だに不安定なので、
この癖でもって当たり前に弾けるように、
刷り込み練習をこれからも続けたいところだけれども。

ただね。
この肘の辺りだけに力を入れることは出来そう?

この感覚がイマイチな人。

肘だけ力入れて手首は脱力状態ね。

これはどう練習したらよいのだろうか?

ちょっと考えてみた。
これはどうか?

・まずブルースリーが怒りにわなわな震えております。
はい、イメージして。

・リーが90度ほど曲げた右腕を怒った相手に突き出して見せます。
右拳はもちろんぐーーーっと握りしめてますよ!
どうだ、こんちくしょう!やってやんぞ!

・ここで右拳だけ解放してみます。
肘にはまだ力こもってるよ。

・なんならその怒りをギターにぶつけてもいいよ。
いや、だめだ!

どう、この状態。

伝わった?


速弾き時の弦移動について

これについてはクロマチックトレーニングで気づきを得たよ。
そしてやはりそのクロマチックトレで解決させたのでした。

5 6 7 8 ~

これね。
気づいたのは正に弦を移動する瞬間。
6弦の5フレットから始めて小指が12フレットに到達したら、
5弦へ移動。

この6弦から5弦への移動が出来ない。
出来ないと言うのか、不安定だったというのか。

テンポを120からの150か160かな?
ここで驚いた。
綺麗に弦移動できなくて。
愕然としたよ。

今更でコレが弾けていないとは!

愕然としのも一瞬で、まあやり直せばいいや。

正に当ブログテーマ「やり直す」。

で意識したのが、

「指の屈伸」

ピックを摘まんでいる右手の親指と人差し指ね。

弦を移動するその瞬間に、
意識して指を曲げて、5弦目指して伸ばす。

これを試したら弦移動もクリアすることが出来たわけ。

自分のなかでようやく腑に落ちた瞬間でもあった。

指の屈伸はこうやって活用すればよかったのかって。

それ以降は目標のテンポ170も弾けるようになったよ。

んで今では180程も弾けてきているよ。
やったね!

速弾き時のミュート

自分でこのお題を書いておいてなんですが。

ミュートなんて特に意識してなかったかも・・・


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ブリッジ付近に右手が添えられているけど。
ミュートしないと、なんて考えてなかった。

だからそんなに、かも。

このお題以外のところを意識していれば、
いずれにしても、
右手が大きくギター(まあ、弦だよね)から離れる事もないだろうから。

すなわち必要最低限なミュートは出来ているんじゃあるまいか。

そこよりも。

余計な弦を弾いてしまわないよう。

的確に弾くべき弦をヒットできるように、
注力したほうが賢明かなと思うところです。

右手(腕)の回転と手首のスナップ

ここに関してはさほど、かな。

人間の腕ですから。
とどのつまりこのようにしか動かないのではと思うのだけども。
日常でも使う我らの腕様。
そこで使われる動きを、
非日常のギターを弾くことに応用せねばなりませぬ。

なのでここは意識を変えるということかな。
ちょっと違うか。

まあとにかく。

そういうわけだから。

その使い方も何かと例えられる事になるのでしょう。

例えば腕の回転運動(外旋、内旋運動だとさ)ならば、、、
・ドアノブを回す動き。
(これはあるいは昭和人しかわからなくなってきt。。。)
・車のキーを回す動き。
(これも昨今の車だとスタートボタンか!やばいな。。。)

あと何がある?思いつかん。

手首のスナップならどうかな。。。。

・手を洗った後に水滴を払う動作。

むしろこれくらいかな。
あと他にあったっけ?

とにかくコレらの動きを利用してギターを弾くわけなのです。

そして弾く練習を積むことで、
各々がよりギターを弾く為の動きに特化したその、なんだ?
ギター用の効率的な右手、右腕の動かし方を習得していくのだね。

実際にドアノブを回す動きのままで弾こうとしても、
その動きでは大きすぎるだろうし。

水滴を払うスナップでは、
上手に弦をヒットするのも困難でしょう。

もっと小さく、無駄なくできるよう。
更にはそのふり幅すら自在にコントロールできるようにしなければね。

上記で言う動かし方に合点がいったなら。

その最終目標はいかに小さく動かすか。

これにつきるかな。

特に速弾きするなら。

動き小さく、ふり幅少なく。
弦に当てる深さもギリギリまで浅く。

最初はあれもこれも意識すんのも難しいけどね。

だからこそ楽しい。

速弾き時のピッキングのコツ

これはすなわちピックを弦に当てる深さや角度、みたいなことです。

とにかく薄く当てるように意識します。

生音で練習する事が多いギタ彦。
良くないとは思いつつも仕事終わって家事済ませて一息ついて、
ようやくギター触ろうなんて時にはも夜中。
なもんで、、、なんて言い訳はさておき。

とにかく生音なので、薄くしかピックを当てないとやはり音が聞こえにくい。

当たり前。

でもこれはアンプなりヘッドホンアンプを使うなりすれば解決する問題です。
だから聞こえにくい、はとりあえず無視。

要はアンプに繋いで更には歪ませた音で弾くならば、
ピックを深く当てずともしっかり音は出るはずです。

薄く当てることで弦の抵抗が減り、
スピードを上げるにも有利になるって話なのです。

そのまんまです。

実際コレが出来るようになると、
その効果に驚きましたよ。

そうかこれで良かったのかってね。

使用しているピック

僕が使っているのはアイバニーズのポールギルバートモデル。
もうずっとコレ。

でもその前はフェンダーのヘビー使ってた。

他にも数種類試したけど一番しっくり来たのがPGモデルのピック。

ジャズ3ももちろん試したよ。
今でも一応持ってる。

よさそうと思ったけれども小さすぎた。

僕は手が小さいからちょうど良いかなと思ったんだけどね。
僕には合わなかった。

PGモデルにしても。

ポールってとても手が大きい人だから。
彼がこのPGモデルをつまむのと、
僕がジャズ3をつまむのと、
正にスケール的に同じくらいなんじゃないかと思ったけど。

合わないならそれまでだね。

速弾き系のギタリストではジャズ3を使っている人も多いらしいので。
ぜひお試しください。

ピック一枚、それほど高くないしね。

結論は人それぞれなのでご自身でお試しください、ですな。
ただ、世の速弾きを得意とするギタリスト諸氏。
プロアマ問わずね。
大概が小さめのピックを愛用しているね。
なので自分の手の(指の)大きさや長さによって手頃なものをお求めください。

こればっかりは自身で実際に実物を手にしてみるよりほかないからね。


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ギタ彦的まとめ

さて。
こんなんで参考になるだろうか。

僕程度の実力でこんな解説したところで、ってのはもちろん承知の上で。
それでも発信するのさ。

上級者達はね。
見ているとやっぱり、初心者から脱初心者辺りの真似はあまり上手じゃないなってこと。

彼、彼女たちは猛特訓のすえにもう手に入れちゃってるからね。
そのスキルを。
初心者だったころの程度はすでに上書きされちゃってるから。

皆さん、こんな事でお悩みでしょう?

も、例えば生徒さんなんかがいればその人からのインスパイア(普通逆だな)で、
そうか初心者はこれができなくてこんなことで悩んでこんな風に理解するのかって知るのだろうけど。

でも悩みは皆同じようで実は十色なのじゃないかな?

手の大きさも重さも好みもなにもかも微妙に違うわけで。
その中で普遍的なものを平均的にならすことで折り合いをつけるみたいなさ。

だから同じ説明を受けても簡単に腑に落ちる人もいればピンとこない可能性もあって。

結局のところ、自身で試行錯誤を繰り返すよりほかは無いのかもしれない。
とはいえキッカケは必要。
現代なら動画サイトで多くのギタリストを参考にできるし。

きっとあなたに合った速弾き手法が見つかるよ。

ここまでのお付き合いありがとうございました。
んじゃまたね。
ギタ彦でした。


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