弾いてる？ギタ彦です。
なかなか上達しない僕の速弾き。
上達するためには何かが足りない。
足りないのは才能、、、はいったん置いておくとして。
せめて自分の最高速度には到達したい。
僕の最高はこの先にあるはず！
きっとあるはず！
才能以外で足りないのは練習だね。
それは間違いない。
どんな練習をしたのか、真っ先に結論言うよ！
それはピッキングトリルです。
ただこれまでとちょっと違うアプローチでやり直し。
するとある変化が起きたのです。
長年上達せずにガッカリしていた中年ギタリストに、
光明がさしたかもしれない話。
具体的に何をしたのかをこれから説明いたします。
参考になると良いのだけれど。
まずはどの程度の速弾きレベルだったのか。
数年前のこと。
速弾きの基本だろうと思い、
ハイウェイスターのソロパートを弾いてみた。
具体的には4連符のパートだけ。
実はそれまでちゃんと弾いたことがなかった。
だから運指もイマイチわからない。
タブ譜は持っていたのでサラッと復習しつつCDに合わせて弾いてみた。
とりあえず4連符の〇〇小節だけ。
舐めていた。
弾けるものと思っていた。
弾き始めるてみると案外速いと焦る。
しかも途中で失速。
右腕がついていけなくなる。
結局スピードを維持できず、最後まで弾ききれなかった。
1周目はなんとか弾けたけど2周目は弾けているとはいえないレベル。
ちょっとショックだった。
いや、かなりショック。
オレ、このフレーズ弾けないのか・・・
改めて速弾きの練習をするべきだと痛感。
今更、とは自分でも思うけれどもね。
いやむしろ今だからこそ。
もう後がないから。
自分の限界を少しでも上げてから人生卒業したい。
そこで、
・瞬間的なピッキングスピードを更に上げる。
・なにより持久力を上げる。
この二つを課題とした。
特に2つ目にあげた持久力。
自身の最高速度でできるだけ長く弾き続けられるようになりたい。
途中で疲れて失速はありえない！
具体的には何するかね？
ピッキングトリルをやり直し始めた。
やはりピッキングトリルをメインに。
言ってもこのくらいしか思い浮かばない。
具体性な練習内容はコレ。
・16部音符。
・さしあたっての目標は180から200。
・1分間。
もし上記の目標を達成できたなら、
更に数値目標を上げていこう。
200bpmどころか300bpm。
1分どころか２分でも３分でも弾く続けられるよう。
とにもかくにも上記を練習の度にやるようにしたのだけれど。
ところがどっこいなかなか伸びない。
全然伸びない。
上達を実感できない。
120くらいから始めて弾けたらテンポを上げていく。
定番の方法だよね？
150くらいまでは順調に進むけど160から170に到達すると、
その日のコンディションによって弾けたりキツかったり。
なるほどハイウェイスターがシンドイのもわかるね。
調子が良ければ180くらいいけるけどそんなにムラがあるのでは話にならない。
そしてなにより問題だったのが1分間弾き続ける事が非常に難しい。
これだった。
なんならコレの方が問題かもしれない。
瞬間最大速度よりもこの持久力をつけなければ。
なぜ上達しなかったのか考える。
なぜ上達しないのか。
それは「背伸びをしてこなかったから」ではなかったかと推察。
それはすなわち「できるところでやめてしまう」から。
適度に負荷をかけないことには上達はしないだろうと。
なのに毎回出来るところで止めていてはそりゃ進歩しませんわね。
僕の場合は150ないし160が壁のようで。
素質がある人ならばこれが180だったり190だったりするのだろうけど。
オイラは150あたりで厳しくなる。
もちろん初心者の頃にやっていたなら120やあるいは100くらいでしんどかったとしてもなんら不思議はない。
だとしたら取りあえずは150くらいまで上限を上げてきたことにはなる。
ただこの先にいくにはどうしたらよいか？
そこで「ちょっとの背伸び」である。
そこまで考えていたならならばなぜやらなかった？
言い訳はあるよ。
やはりそれは時間がない。
時間はつくるものだと言いますがね。
仕事で帰宅遅いもんで。
電車で通勤するならその間を利用して・・・なんてよく聞きますが。
ギターなんて持ち歩けるわけもなし、
自宅にいなけりゃ練習できん。
そもそもバイク通勤。
いや、ここはどうでもよろしい。
帰ってから寝なきゃいけない時刻までの時間。
せいぜい3時間くらい。
家事やって飯食って準備していよいよギターなんていっても15分なんてザラ。
ウォームアップして先のピッキングトリルを120あたりからチマチマやり始めたとして・・・
あっという間に20分。
それだけで終わっちゃう。
他にも弾きたい。
結局いつもの練習も変わり映えのない内容で終わらざるを得ない。
それでは上達も難しい。
150まで弾けたならその先のちょっと苦しい160に挑戦。
これを繰り返さないと170も見えてこないのではないのか。
時間ないからと毎回150で終えてしまっては当たり前じゃないか。
結局毎回ギター弾くとしてもそれは上達のための練習というより、
弾けるものをなぞってお終い。
上手くなるかいこんなもん！
まあいい。
言い訳はここまで。
とにかく弾こう。
これまでと違うことをしよう。
そこでまずはハミングバードピッキングの練習をやり直すことに。
唐突に思うかもね。
かつてDr.シーゲルがご自身の教則ビデオの中で薦めていた練習。
それがハミングバードピッキングとチッキンピッキング。
チキンではなくチッキンである。
ただこうもおっしゃる。これは速弾きの練習ではありません。
どういう事かな？
確か手首の回転を利用して弾く事を覚えるため、だった気がするよ。
とりあえずここではチッキンは後回し。
とにかくピッキングの速度を上げたい。そして何より持久力。
自身最速ピッキングを1分間続けられるようになりたい。
失速せずにね。
かつて、
エディのハミングバードピッキングこそ最速のトリルと評する人もいたくらいだし。
その真偽は別としても高速である事実はまったくその通り。
ドクターシーゲルは速弾き練習ではないとおっしゃるが、
速弾きに繋がるはずだと判断。
取り入れることに。
そしてなにより。
これまで逃げてきた動きなのだから良い刺激になるはず。
そしてやり始めてから２週間ほどで効果を感じ始めた。
これは気のせいだったか？
どのように練習したか
ゆっくり丁寧に。
超がつくほどね。
スピードアップしたいと言いながらも、
まずは確実に弦をヒットさせる事に注力した。
気をつけるポイントは以下。
・振り幅を極力小さく。
・ピックの先端。尖端。浅くあさーく弦に当てる。
・タイマー使用しできる限り長い時間続ける。目安は5分間。
するとどうだろう。
それまでキツかったハイウェイスターのソロ。
ある程度楽に弾けるようになってきた
たった10日ほどで。
これは効果があったと思いたい。
だがしかし。目標の170で楽に弾き通すには未だ至らない。
まだ足りない。何かが。
そこでこんな練習を試してみた。
実のところ。半ばヤケクソみたいなものだった。
こんな練習をやり始めてみた。そして光明が差す。
そして冒頭のピッキングトリル練習となる。
実はこちらの方が効果を実感することになる。
ただしこれまでのピッキングトリルではないよ。
「右腕に力を込めまくって1分間弾ききる！」
具体的にはこう。
・メトロノームを200BPMに設定。
・タイマーを用意。
・1弦開放を1分間ひたすらピッキングトリル。
・この際、思い切り力を込めて弾く。
・もうガッチガチに右腕力み倒して弾く。
大事なのは最後の「力を込めて」の部分。
なぜならこれこそがこれまでにやらなかった事だから。
ちなみに設定テンポの200。
これは実はどうでもよろしい。
なぜなら200のテンポで16分を弾いているつもりではあるけど、
実際には全然できていないから。
ならばなぜ設定してクリック音を鳴らしているのか。
当然、途中で失速するのね。
それも著しく。
力いっぱい弾いているからなおさら。
それでも最速で弾くことを自分に課す為に200のクリック音は鳴らし続ける。
この練習をやり始めたらなんと。
ハイウェイスターのソロを170である程度楽に弾ききることができたのでした！！！
しかも3日ほどでね。
信じられる？
効果あったのだろうかね。
どうだろ？
なぜ速弾きが上達しなかったのか。改めてその考察。
それは「出来るとこで終わり」にしていたから。
説明しましょ。
先にも書いたけど。
16分音符を150で弾けるならそこでやめていたわけ。
毎回の練習をね。
これを続けたところで200が弾ける日がくるかな？
結果は明白。できていないのだから。
昨日よりちょっと背伸び。
これを続けないと天井突き破れるはずもない。
昨日150弾けたなら今日は151やってみる。
この繰り返し。
もちろん昨日150できたのに今日は145でしんどいってこともあるのよね。
これがイライラするんだけど仕方ない。
それでも拗ねずにネチネチしつこく。
曲線は上下に波うちながらも全体ではきっと右肩上がり、
のはず。
だってとりあえず150弾けるようになってんだから。
本当の初心者に150は無理でしょ？
大丈夫きっとうまくなる。
（でなきゃやってられん）
おわりに
いつものごとく長くなっちゃった。
言いたいことは結局これです。
背伸びする。
でも自戒の念というか自身に向けて。
毎回の練習でもいつも同じモノばかり弾いてる。
それでは広がりもないし。
とにかく人生卒業するまでにもっとギター上手になりたい。
ぼっちギタリストだから、
せめて動画でもあげてこれくらい弾けるようになったと。
誰かに知ってもらってからイキタイと思ってんだ。
だからもうちょっと練習時間確保したいよ。
そこ頑張ろうかね。
今回はここまで。
んじゃ、またね。
ギタ彦でした。
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