御機嫌如何?ギタ彦です。
歳など関係ないよ、とはね。
どの業界でも、そして誰もが言っていそうな事で。
その言葉自体が可能性を示唆しているのだろうけど。
ここでギタ彦が気にする歳とは。
自分と比べての年齢。
正直気になる。
ましてその見た目年齢が、
自分とそう変わらなそうに見えるヤツが、
才能を撒き散らしていたなら尚更である。
綺麗事などないのだ。
それこそが本音。
そして口惜しくも嫉妬するのである。
その嫉妬には羨望と憧れも含まれるからこれまたやっかい。
何より自分が気づいてしまうのだから。
このバンドのヴォーカル、ギターを担当し。
更には詩を書き曲をつけるこの男。
ギタ彦とそう変わらない齢ながら。
その才能と言ったらもう・・・
天才など居ない?
いるんだよこのバンドにさ。
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これまたピュアロックで見たPVがキッカケで購入
ピュアロック好きだなギタ彦。
北欧はデンマークからデビューした新人バンドだよ。
そんな感じで紹介されて流れたPV。
WATERLINE
イントロで完全にヤラれる。
あのオクターブでプレイされる音にシビレちゃって。
リフのアイディアなんて出尽くしたと言われて久しかったのに。
それでも斬新なヤツはいるもんだ。
もちろん、古くを紐解けば似たようなものはどこかにあるんだろう。
それでも若干二十歳になるかならないかのギタ彦の短いロック人生には、
カッコヨスギなイントロリフ。
しかもこの男。
若輩者のオイラより更に数歳若いと言うじゃないか!!
何をやっているのだオレは!
そう嫉妬知ながら速攻でこのアルバムを買いに行ったのさ。
打ちのめされると知りつつ、
あえてダメージを受けに行く若者スタイル。
いやね。
そんな大げさなもんじゃないよ。
現実には。
お、カッコイイな。
覚えておいて今度買わなきゃ。
これが現実。
んでもって買って大正解。
最高のアルバム。
女の子にもウケが良かった。車で安心してかけられる。
普段HR/HMばかりのギタ彦。
たまのドライブデートでメタリカじゃちょっとさ。
相手の趣味もわからんし。
そんな時。
自分の趣味範囲から大きくハズレない。
その上女の子にもウケがいい。
むしろこれキッカケにこっちに引き込めるかも。
そんなポテンシャルも秘めているアルバム、そしてバンドがDIZZY MIZZ LIZZYだって。
オイラは勝手にそう思ってんだ。
そういやデートなんてもう何年もしてないぜ。
ギターがこいび・・・って言うと思った?
んなバカな。
ギターはギター。
ただの楽器だぜ。
さ、曲紹介いくよん。
収録曲紹介
全15曲収録
このアルバムのギターは一音下げでプレイされている。
ティムは声高いからちょっと以外。
ヘヴィな音を目指したんだろうか。
ジャンルはオルタナティヴなんだって。
まあ確かにHMではないね。
当時のオイラはギターがどれだけ弾きまくってるか。
どれだけハイテクか。
そんなとこばかり注目してた。
そんなギタ彦がハマったのだから、よほど曲が気に入ったのだろうね。
決して当時のハイテクギターって感じではないし。
ただティムのギタープレイは上手いんだけどね。
速弾きやらスウィープではないけれど。
このアイディアとプレイは間違いなく絶品なのである。
① WaterLine Intro
タイトル通りイントロ、なのだろうね。
ただこれで1曲にしないで欲しかった。
だってメディアプレイヤーに入れると、これと本曲は別物になっちゃうからさ。
セットでの雰囲気ものなのにこれだけ流れて次は全然関係ない曲になっちゃうし。
シャッフル、ランダムで聴いてるからだけど。
このイントロは何かしら音出してそれを逆再生させたものだったかな。
音がそんな感じよね。
② WaterLine
このナンバーがすべてを物語っている、気がする。
ティムクリステンセンが天才なのだと。
この曲のイントロで出てくるオクターブ奏法。
これが難しい。素早いポジションチェンジがまあ出来ない。
スコアは持っているけど、そこだけ試して以来ほとんど開いていないな。
そろそろちゃんと練習するか。
③ Barbedwired Baby’s Dream
1曲目で受けた衝撃。
俄然このアルバムに対する期待は膨らむばかり。
その期待を裏切るどころか加速させるナンバー。
この曲ね。
カッコいいんだわ。
お得意変拍子をからめて小気味よく刻まれるギター。
やっぱ上手いな。
歌もギターも上手い。
この頃19とか18とかさ。
そんなでしょ?
すげえよな・・・・
④ Love Is A Loser’s Game
2曲目までで十分期待に応えた天才。
このあたりで小休止かと思いきや、
これまでのナンバーとは毛色を変えてバラードで攻めてくる。
んでもってこれもまたシブくてカッコイイ。
完成度の高さが群を抜く。
ここまででどの曲をお気に入りにするのか。
これほど悩むアルバムがこれまであったか?
あったかもな。
looserとはまさにオイラ。
打ちのめされても心地いい。
⑤ Glory
そろそろ間延びするんでないの?
ねえ、そうだよね。
残念この曲でした~。
そう、あなたが待っていたのはコレでしょ?
いや、これなのだよ。
さあ、お聴きください。
ディジーミズリズィーで「グローリー」
ティムが「日本では何故かこの曲が人気なんだよね」
みたいな言い方をしていた覚えが。
本当に不思議だったのか、
あるいはそれじゃねえだろと揶揄していたのか。
わからんけど。
日本ではこういうポップで解かりやすい曲が人気出やすいんかもね。
でも悪いことではないよ。
だって人気なんだから。
この曲を。
このバンドを知らない人に最初に聴かせてあげてください。
きっと気に入るよ。
きっとね。
⑥ 67 Seas In Your Eyes
一息入れたい?
ダメダメ。
まだまだ続くよ。
変拍子ばりばりイントロ。
まだ何か隠し持ってんのか?
予感させといてからの・・・
サビですよ!!
玄人ウケしそうで居て、
薄いファンも獲得していくの間違いなし。
もっとこのバンドの認知度高くても良かったんじゃないかな?
なんで皆知らないんだろう。
ところでさ。
フリークキッチンもそうだけど。
3ピースバンドって、
リズム隊のスキルもちょっと秀でているようだね。
そしてギターヴォーカルが変態的な才能の持ち主。
⑦ Silverflame
この曲が一番好き。
ギタ彦個人のフェイバリット。
バラードなんだけど。
郷愁哀愁ここに極まれり。
アコギの音とティムの透き通る歌声。
胸を締め付けるようなメロディ。
10代でこれを書くかよ・・・
⑧ Love Me A Little
⑨ Mother Nature’s Recipe
⑩ …And So Did I
⑪ Wishing Well
⑫ Hidden War
⑬ For God’s Sake
⑭ Too Close Too Stab
⑮ Hurry Hurry
最新のアルバムはコレらしい↓
まとめ
毎回古いアルバムの紹介で申し訳ない。
それほど申し訳ないとも思ってないけど。
多感な時期に夢中になった音楽は、
一生ついて回るのだね。
このアルバムも聴くようになって25年近くでしょ。
まったくアップデートされていませんな。
最近の音楽に疎いってのはあるね。
もちろんこのアルバムだけを25年聴いているわけではないしさ。
一応のコレクションからローテーションで聴くわけで。
いまならメディアプレイヤーに入れてあとはシャッフルだし。
でもそろそろ新しいのも聴きたいな。
当時は2ndアルバムのローテイターも聴いたけど。
1stの衝撃があったからガッカリした覚えがある。
今改めて聴いたなら印象違うかも。
見つけたら買ってみようか。
それとも最新のアルバムをかってみようかな?
今回もここまでお付き合いありがとう!
んじゃ次のアルバム紹介でお会いしましょ。
ギタ彦でした。
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