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【お気にCD】IMPELLITTERI / Victim Of The System (1993)気ままに紹介

御機嫌如何?ギタ彦です。

ギターを弾くようになると。
やはり憧れるのは速弾き。

ギターを弾きこなしている感覚を味わいたい。

聴いていても心地よい。

イングヴェイやポールで速弾きに慣れた頃。

そろそろこの人にもトライしてみるか。
そう思っていたのでした・・・。

 





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ずっと気にはなっていた、クリス・インペリテリ

イングヴェイもポールも好きでよく聴いていた。

おかげでギターの速弾きがどういうものなのか。
理解し始めていた頃。

時代はハイテクニックを求めていたから、
ギタリストの奏法やらスキルについての記事は需要が高かったのじゃないかな。

そんなギター雑誌を読み漁っているとよく目にするギタリストがいたワケ。

それがインペリテリでありアルディメオラ。

あとはレガート奏法の頂点としてアランホールズワース。

これが当時のオイラの認識。

速弾きでいうならインペリテリが世界一だとか。
イングヴェイより速いだとか。

もうそれってどういう事?

イングヴェイ以上の速さって。

それはオイラの耳で認識できるレベルなんかい?

 

こう思うと気になって仕方ないインペリテリ。

そんな時にリリースされたのがこのアルバム。

5曲しか収録されていないミニアルバム。

たしか価格も安かったんだよね。

その頃のオイラにはうってつけでしょ?

インペリテリ入門ってことで、
すぐ買いにいったのさ。

曲紹介

全5曲

① Victim of the system

待ってましたのイントロ。

欲しいのはこういうのだよ!

ソロまではね。
カッコイイけれども、まあよく聴くヘヴィメタですよ。

ギタ彦大好き速い曲。

期待のギターソロ。

そもそもインペリテリにトライしたのは、
その人間離れしてるらしい超速弾きプレイなのだから。

いや~、速いね!!

ソロは短いながらその激速フルピッキングは、
流石にたまげたよ。

速弾きを批判する人達がいることは知ってるよ。

音楽性がないとか。
ギタープレイはオリンピックじゃねえとか。

わからなくはないけれども。

でもさ。

とにかく速いってのも十分な説得力ではないかな。

オイラが好きだからこんなん言ってるだけかもしれんけど。

 

② Visual Prison

ミドルテンポでヘヴィなナンバー。

カタカナ並べとけば雰囲気伝わりそうでしょ。

この曲のソロはそれほどかっ飛ばして弾いてはいない?
オイラの耳にはそう聴こえていても、
蓋を開けてみればやっぱり難易度高かった可能性。

 

③ Glory

先の曲でかっ飛ばしてないなんていったからか(そんなの全然関係ない)、
この短めのインストナンバーの、そりゃあかっ飛ばしっぷりは心地よいぜ。

2分ほどのミニインスト。

なんならインストゥルメンタルはこのくらいの長さで十分なのじゃないか?

インストで5分6分だとさすがに飽きてしまう、
なんてこともなくはないし。

こういうハードなギターインストってカッコイくて好きだけど。

曲が終わってすっと静寂が訪れた瞬間ね。

緊張と緩和でいう緩和。

ふ~ってため息ついちゃうような感じ。

この曲にはそれだけの音の数、ピッキングの数が詰まってる。

詰め込みすぎなくらい。

曲も短いし正に超スモールパッケージインストナンバー。

 

いや、全然違うし意味わかんないね。

 


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④ Cross To Bear

クラシック的でゴシック的な様式美。

言っていて自分でもよくわかってないけどさ。

でももし。

知人友人にこの曲をこんなふうに説明したなら。

知人友人「え?あ、あぁ。・・・わかります。」

ってなるはず。

 

ソローで重厚なゴシックヘヴィメタナンバー

⑤ The Young and the Ruthless

この曲のソロ。

ちょっとゆっくり目のスウィープ
(ゆっくりってのはスウィープにしては、だからね)
っぽいフレーズ。

ここ、もしかするとクリスは全部ダウンで弾いているのかもしれない。

だとしたらちょっと驚異的なのだけれども。

 

今回の〆

今の時代。
ギターのテクニックはすでに行き着くとこまで行き着いた感があるよね。

でも当時・・・そうね。
30年?くらい前?
40年?かな?

その頃はまだまだ伸びしろのあった、
ロックギターハイテクニック市場。

タッピング(ライトハンドと言っていた!!)のエディ。

速弾きのイングヴェイ。

そのイングヴェイ超えちゃったポール・ギルバート。

インプロヴァイスの鬼ジョージ・リンチ。

8フィンガーズのジェフ・ワトソン。

アーム奏法と言えばブラッド・ギルス。

必殺技みたいだけど。
彼らのようなプレイヤーが、
後のギタリストに大きな影響与えたのは間違いないよね。

でも研究熱心な人って、
世界規模でみたならそれは沢山いるだろうから。
話題になったのがたまたま後か先かかってのは、
まあ、あるだろうね。

たとえば・・・

 

イングヴェイのエピソードから。

イングヴェイがバー(だったかな?)で飲んでいたのだってさ。
そうしたらある男が寄ってきて彼にこう言うんだって。

「おまえの様なプレイならオレはずっと前からやっていたんだ。
何もオマエの専売特許ではないからな。」

その男が言うプレイとは速弾きの事かクラシカルなプレイの事か。
はたまたその両方か。

そう言われたイングヴェイ。
面倒くさいので、
「ああ、そうかい。」と応えるくらいの対応だったと思ったけど。

問題のその男が一体誰だったのか?

それについては語られなかったんだけどね。

誰だったんだろうね?

まあ、誰でもいいか。

想像たくましく、妄想するのが楽しいよ。

答え合わせできないのはモヤモヤするけどさ。

そういえばインペリテリもその頃・・・

 

オイラみたいな、
アマチュアひきこもりぼっちギタリストからしたら、
誰のプレイをみてもそれは全てが雲上人テクニックなので。

マネするのが精一杯。

それでも楽しい趣味ギターライフ。

ここで敗北宣言。

インペリテリのソロもコピー練習してるよ。
でもオイラにはわかるんだ。

人生もうあと2周くらいしないとコピーは完成しないって。

だから敗北。

でも清々しい。

だってインペリテリだよ?

弾けなくても悔しくすら感じないね。

あんた、速すぎるわ。

 

今回もここまでお付き合いありがとう!
んじゃ、またね。
ギタ彦でした。





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