" /> 【ギター奮闘記】ちょっと本気で練習し始めた20歳の頃。ヌーノのリフメイクに魅了された。 | ギターやり直し

【ギター奮闘記】ちょっと本気で練習し始めた20歳の頃。ヌーノのリフメイクに魅了された。

ギタ彦【ギター奮闘記】

ギターのことなど何もわからない少年が、
やがてギターを弾くようになっていくお話し。
その回顧録。

少年ギタ彦そばかす中年ギタリストに。
それは進化なのか劣化なのか。

これは少しの共感
多くの失笑を誘う物語・・・




 


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ちょっと本気でギターを練習していた時期

継続こそが大事。

続けられないから結果もでない。

続ければそれなりにはなるはず。

途中でやめればそれは失敗。
成功するまで続けた人がその分野で生き残る。

ギターの練習も、単なる習慣(惰性)となってしまったオイラですが。

そんなオイラにも、
頑張って練習した時期があったのでした。
プロになるとか人前で演奏するとか。
そんなことではなくただただ上手になりたかったから。

でもそんな思いも自分の内から自然と湧き上がってきたというよりも。

とあるキッカケがあったからなのでした。

それは、あるムック本のおかげ

「CDでマスターする」シリーズ

これのヌーノ版。


シンコーミュージックから出版されたムック。
タブ譜とCDが一緒になったものですね。

ランディ・ローズ
イングヴェイ
ザック・ワイルド
この辺りが同時期に出版されてたと覚えてる。
後に取り上げられるギタリストも増えたはずだけど。
イングヴェイに関してはオリジナルテンポの収録なかったんじゃないかなぁ?
原曲の半分テンポだった気がする。
流石にイングヴェイを完コピする人はいないんか?って思ったもん。

今じゃいくらでもいるけどね。

このムックを見つけてからは気になって仕方なかった。

タブ譜がついてしかも完コピ演奏だと言う。

現在なら完コピしている人なんてゴマンといるだろうけど。
またそのプレイを動画でいくらでもみられるし、
疑いようもない。

でも当時はにわかに信じられなかった。

半信半疑のお試しで買って二度びっくり。

原曲まんまに演奏されてるじゃないか!

本当に驚いた。

タブも付いているし、
CDに収録されているのはオリジナルテンポでの演奏に加えて、
スローテンポまで。

そりゃあやる気もでますよ。

実際に弾き始めてギター観が変わった

これは大げさではなく今の今にまでオイラの心に根ざすようになったほど。

それは「リフプレイは楽しい

つまりは伴奏パートだよね。

この頃はそれこそジョージだイングヴェイだポールだと聴きまくっていたから。

速弾きはどうだタッピングはどうだって。

コンテンポラリーでハイテクニカルな側面ばかりに注目していて。
リフなんて退屈だと思ってたんだよね。

雑誌(もちろんその大半はヤングギターね)のインタビューでも多くのギタリストがこのように言ってた。

大事なのはソロじゃなくてリフ。数十秒程度のソロなんかよりも曲の大半を占めるリフのほうが重要なんだ。

エディはこうも言ってた。

「リフはケーキの土台みたいなもん。これがちゃんと出来上がっていればそこにデコレーションするだけでいい曲ができる」って。

「いい曲はリフだけ聴いても退屈しない」とかね。

違ったか?こんなじゃなかったか?ww

しかもこのテーマとちょっとずれたエピソードをチョイスしちゃった感が拭えないぞ。

*もちろんエディにはなんの責任も御座いません。オイラのミス。

そんな話を聞かされてもやっぱりソロ命だったビギナーギタ彦。

このムック本のおかげで目が覚めることになる。

ムック本のおかげだけど要はヌーノという稀代のリフメーカーのおかげ

このムックでヌーノを選んだのはただの思いつき。

本音を言うとエクストリームには興味なかったからね。
もちろんヌーノにも。

ポルノグラフィティは所有していたけどほとんど聴かずじまい。

それがこのムックでリフをコピーし始めた瞬間、180度意識が変わった。

GET THE FUNK OUT から練習はじめたのだけど。

本の順番がそうだったからだけどね。

はっきり言ってさほどお気に入りでもない曲なわけ。

でもせっかくだからとコピー始めた。

しばらくして暗記し終わるでしょ。
タブを見ずに弾けるようになってからかな。

ソロ以前にリフを弾いているだけで楽しいって感じ始めてさ。

イッツやポルノグラフィティもリフを覚えた頃には夢中になってた。

とにかくリフが楽しい。

リフを弾く快感に目覚めたんだよ。

これはドッケンをコピーしててもイングヴェイをコピーしてても無かった感覚。

ヌーノのおかげでギターそのものが楽しくなった、そんな時期だった。

シンコーミュージックとヌーノが、
オイラにギターの本当の楽しさを教えてくれたと言っても過言ではない。

やっぱりちょっと言い過ぎ。

ちなみにジョージやイングヴェイの作るリフがつまらないワケではない。

ギターの練習は1日2時間やってた

おかげで練習頑張るようになる。

コピーしかできないのだけど。そのコピーにしたって原曲はCDで確認するでしょ。

そこには当然ヴォーカルもある。

ビギナー頃のギタ彦にとってギターの音だけを聴き分けるにはまだまだ経験が足りてない。

ところがこのムックについている模範演奏CDはそれこそ完コピギターがメイン。

どう弾いているのかが細かいところまでわかるわけだよね。

練習出来るのは夜の1時間からせいぜい2時間。

この頃は立って弾くことを自らに課していたっけ。

もう眠くて眠くて、立って弾いているのに膝から崩れ落ちそうになることもしょっちゅうで。

でもさすがだね。ギターぶら下げてるわけだから。必死に踏ん張るもんだよ。

とにかく1日の練習量が2時間ほど取れていたのは、
後にも先にもこの時期だけ。しかも1年続かなかった。

今になって思えば、もったいなかったかな。

続けられれば良かったのにね・・・

そうも言ってられなくなっていくのだよ。

それは家庭の事情だった。

ギターどころではなくなってしまってね。

ギターを触らない日が増えていって。

それこそ何年も。

記憶にないだけで弾いた日くらいはあったかもしれないよ?

でもね。

いわゆる練習をするまでではなかった。

人生で一番、ギターから離れた時期だったろう。


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今回の〆

時間は有限

これに尽きる。

やれる時にやっておかないとね。

1億あっても時間は買えない。
こればっか言ってるけど。

ギターを上達したければ時間をかけるほかない。

もう才能だの器用さなどより、
どれだけギターに注ぎ込めたかだよきっと。

しかもできることならダラダラ10年つづけるよりも、
短期に集中してある程度レベル上げるのがいいと思う。

だってダラダラ続けているオイラがそれを証明してんだから。

 

そんなわけでまだまだ奮闘はつづくのだよ!
君たちは遠回りせず最短距離で上手くなれ!

なんて無責任なところで今回はおしまい。
またねん。

ギタ彦でした。

 


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