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【ギター奮闘記】初めて買ったギター(バンド)スコアは「ホワイトスネイク」の・・・

ギタ彦【ギター奮闘記】

ギターのことなど何もわからない少年が、
やがてギターを弾くようになっていくお話し。
その回顧録。

少年ギタ彦そばかす中年ギタリストに。
それは進化なのか劣化なのか。

これは少しの共感
多くの失笑を誘う物語・・・


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ギター奮闘回顧録

ヘタッピで貧乏で独りぼっちでのろまなギタリスト、
「ギタ彦のギター史」のコーナー。

さて今回は。
人生で初めて「スコア(楽譜)」を買った時のお話。

ギターを手に入れて間もないころ

僕は中学生3年生。

すでにアコギ(モーリスのフォークギター)は持っていたけれど。

ちょっと飽きて練習もしなくなってた。

自分が弾きたいのが、どんな曲なのかわからなくなっていたから。
ギターと一緒に手に入れたのがフォークギター教則本。
几帳面なギタ彦は、ちゃんと最初のページから取り組むよ。
ところがページを繰っても繰ってもコードばかり。

たまに課題曲なるものが出てくるけれど、それらはいわゆるフォークソング。
井上陽水長渕剛などなど。
楽譜を見て弾いてみるもどうも伴奏のようで。

もちろん楽譜が読めているわけではなく、
コードダイアグラムが書いてあるじゃない?

課題曲までのページを勉強していれば、そこまでで覚えたコードで弾ける曲。

まあ確かに。
じゃら〜ん、じゃら〜んとかき鳴らせはするけど。

違うなぁ、これじゃない。
これが後に知る(この時はよくわかってなかった)「弾き語り」なのだけど。

ギタ彦は歌いたいわけではないから。
音痴だし。
ただギターを弾きたいわけ。

でもやりたいのはこういうフォークソングじゃない。

地元の書店にあししげく通っては、楽譜やら教則本を探すのだけれど。
どれも似たようなものしかない。
「フォークギター1週間独習」とか。

それでも一冊やりきれば何か掴めるかもと、やるのだけれど変わらないよね。

ここがギタ彦の悪いところで。

マジメと言うか柔軟性に欠けるというか。

僕の持っているのはフォークギター。だよね?

だから教則本探すにも「フォークギター」と書かれたものばかり見てしまう。

後にロックに目覚めはするんだけど、
考え方や生き方はどうにもロックじゃないよねww

そんなもんだから結局何がやりたいのかわからない、
気付けない。

でギター放置。

実はサッカー部員だったギタ彦は、
文字通りサッカーに明け暮れるようになる。

サッカーサイコー!!

それでも心の片隅でギター弾けるようになりたい、
覚えたいって思いはずっと持ち続けてたんだよね。

ギタ彦のギター史にBOOWY登場。コピーはしなかったけど。

ある時。同級生がLPのレコードを学校に持ち込んできた。

「暴威」だと言う。

そう、あの「BOOWY」
「暴威」が当時のバンド名だったのかアルバムタイトルだったのか?

とにもかくにもその時初めて聞いた「ボーイ」の名前。
その同級生が薦めまくる。
ボーイいいよ、かっこいいよ。皆んな聴いた方がいい。

後に世の中ボーイバンド(ボーイのコピーバンド)で溢れかえる事になる。
ちょっとした社会現象だったよね。

その同級生に先見の明があったのかな?w

薦められたからと言ってすぐ試すほど「素直君」じゃなかったオイラ。
ふーんと聞き流してはウチで佐野元春さんやahaを聴く日々。

こんなだからまだギターにたどり着かない笑笑

結論言うと。

人並に聴いた「BOOWY」だけど、ギタ彦はコピーしよとまでは思わなかった。

でもこの超絶人気伝説バンドが登場してくれたおかげで、
世の中がバンドブームになるんだよね。

結果、無知な上に身近にお手本もいないボッチギタリストにとっても、

比較的ギターの情報を手に入れやすい環境が整いつつあったわけ。

時代に感謝ww

だからギタ彦の場合はね。
「バンドブームがあったから」のギターではなくて。

「ギター持ってるのによくわかんない」ところに「バンドブーム」が来てくれて助かったクチ。

さて流れを戻すよ。

さっきのボーイを薦めまくっていた同級生。彼はギターもかじり始めていたようで。

その彼が「スコアってのがあんだよ」。「タブ譜があれば誰でも弾けるようになるぜ」。

ギタ彦(心の声)((すこあ?たぶふ?彼は何を言ってんだ?))

中学卒業して無事高校生。

高校生にもなると、バンドやってる奴や楽器やってる奴らと同級生になって。

そこで登場するのが、隣のクラスの「Y君」。
ギターが上手いと評判になってる。
しかも「BOOWY」弾かせたら学校一うまいんだってさ。

でも隣のクラスだし仲が良いわけでもない。
噂で聞こえてくるだけ。
それでも人生で初めて、実際にギターを弾ける同世代が近くに存在してる(大袈裟)。

気になるなぁ。

そんなある日のこと。
Y君と同クラスの友人。
その彼の家に遊びに行くって話になって。
その遊びに行くメンツの中にいたのだねギタリストY君が。
しかもギターを持参して来たよ!!

これはチャンスなのではないか?!


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質問攻めするもピントズレすぎ。初心者は聞くことさえわからないものだ。

集まっていたのは7~8人。

真ん中に囲まれるようにY君。

ギターが弾ける同級生を前に皆興味津々。

(内心では、既にギター持っている俺が一歩リードと思ってるギタ彦。
でも何がリードできているのかは謎。)

Y君がギターを弾く。
ボーイのナンバーを弾いて見せてくれる。
ボーイ人気は既にピークに達していたから、
皆んな曲は知っている。

「あれ弾いて」「これ弾いて」

リクエストに応えてあれもこれも弾いてみせるY君。

イントロだけだけど。
それでも、目の前でギターを弾いている人を見るのはこれが初めて。

俺も彼のように弾けるようになりたいな。
いやなれるだろ。
やり方さえわかれば。

ギタ彦「なんで弾けるん?どこで覚えたの?」

スコアだのタブ譜だのとY君がいう。
ちょっと生返事だな。

でも、すこあもたぶふも聞いたことあるぞ?
中学の時に同級生が言ってたね。

楽譜みたいなものなのだろうと、この頃には理解していた。

もっと知りたい。中途半端な知識に肉付けしたい。

ギタ彦「やっぱりコード覚えると、そういう風に弾けるようになるの?」

は?って顔されたの、今でも思い出せるぜ(笑)

でもね、仕方ない。だってこの時点でのオイラのギター知識は、フォークギターの教則本からのもの。
ギターを弾くとはコードを弾く事しか知らない。
リードプレイなんて概念、まだまだ見つけてない。

結局この質問以降、なにも聞けなくなっちゃった。
Y君が皆に「スゲー」「その曲わかるぜー」なんて言われるのが気持ちよくなってるのが伝わる。
ちぇ、なんだよ。
もういいや、自分で調べるから。
そもそも人に聞くの嫌いだぜ!
(だから時間かかっちゃうんだよな。っていうかいじけた。)

でも調べるってもどうやって?
インターネットなんてない時代だよ・・・汗汗

いよいよ初めてのスコア!それは偶然の出会い♡

そんなこんなで。

少しずつスコアだのタブ譜だのを理解し始めて。

そんな折。久しぶりにギターを買った楽器店へ。

書籍も扱っているのは知ってた。
楽器店だし、それにまつわるものが並ぶのだろうなと。

書籍のコーナー。

ほぼ立ち入ったことの無いエリア。

書籍の背表紙がズラッと・・・・ん?

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立ったよ鳥肌がっっ!(多分ね。覚えてないけどそのくらいの衝撃だったろうとw)

楽譜の置かれているコーナーに「ホワイトスネイク」の文字がみえるじゃないか!

楽譜と言ってもピアノやら管楽器やらのしか置いてないと、先入観で決めクサっていた。

まさかHM/HMを扱ってるとは思わなかった。

震える手で(これは嘘くさい)ホワイトスネイクの方を手にとる。
表紙が見えて確信。
「サーペンスアルバス」のスコアだ。

バンドスコア ホワイトスネイク/サーペンスアルバス~白蛇の紋章~【限定版】 (バンド・スコア)

中を見ると、、、

タブ譜があるよ!
やった、タブ譜だ!

じゃ、なによ。
これ買って帰って、タブ譜どおりに弾いたらギタ彦もジョン・サイクス?

あのかっちょいいナンバーを、ギタ彦が再現できるのか!

凄いことだ、これは!
この頃にはHR/HMに覚醒し始めていた。(それについては別に書こうかな)

ホワイトスネイクの「サーペンスアルバス」
どハマりしてて。
そう、ようやく気づいたんだね。

ギタ彦が弾きたいのはこういうギターだ!って。
やった、一歩前進。
ここで問題なのは。
まだまだギター初心者。
しかも所有しているのはフォークギターだということ。

さて、どんな感じで練習するのでしょうね?

ふふふ、、、

ジョン・サイクスにジョージ・リンチ。
んなもん、初心者が弾ける曲ありはしません。

いんや、関係ないよね。
弾きたいものでなきゃ練習意欲も湧きませんよ!

買いまーーす!!

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当時の貨幣価値で2200円なり~。

今ないくら?
変わらない?
あ、そ。

お粗末ですが

こういうのって。

手に入れた時点でもう出来ちゃってる錯覚に陥るよね!

でも何も達成してないよもちろん。

かなりの遠回りだったけれど。

これでようやく「これ弾きたい!」に辿り着いたギタ彦。

でもね。ここから先がまた、なげ~~~んだなぁ(大苦笑)

<つづくのだ>

ベスト・オブ・ホワイトスネイク (バンド・スコア) [ シンコーミュージック・エンタテイメント ]


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コメント

  1. […] 初めてのスコア(楽譜) […]