【ギター奮闘記】ソニーのCDプレーヤーならアダプター無しでシングルCDを聴けたのだ!

ギタ彦【ギター奮闘記】

ギターのことなど何もわからない少年が、
やがてギターを弾くようになっていくお話し。
その回顧録。

少年ギタ彦そばかす中年ギタリストに。
それは進化なのか劣化なのか。

これは少しの共感多くの失笑を誘う物語・・・




ギターの前にまず “どんな音楽聴いてるのさ” でしょ

ギターを弾きたい。
弾けるようになりたい。

そう漠然と思ってはいたものの。
そもそも何を弾けばいいのか。

当時聴いていた音楽は、
アメリカのポップスばかり。
深夜に放映されていたMTVをみて育った世代。

どんなの聴いていたか。
あるいは当時の音楽事情とか。
思い出しつつ箇条書きしてみるよ。
時間軸まではムリ。思い出した順でレッツゴー。

・ピーター・ガブリエルのPVがいつも凝っていて派手。
・マドンナやマイケル・ジャクソンさん盛り上がり。
・a~haが出てきてヒット飛ばしてた。1stはオイラも持ってた。
・スターシップも人気あったな。
・ボン・ジョビが日本でブレイク。
・フットルースのサントラがとんでもないヒット。
・この頃の洋画のサントラが良く話題になってた。
・「フラッシュダンス」「トップガン」「グーニーズ」「ゴーストバスターズ」
・シカゴとかピーター・セテラとか。
・「ビバリーヒルズコップ」のサントラも売れてなかったっけ?
・そういやディスコブームだったかな。
・ボビー・ブラウン
・ユーロビートか、そうだそうだ。
・「デッド・オア・ライブ」「リック・アストリー」「デビー・ギブソン」
・「シドニー・オ・コナー」だっけ?歌いながら泣いてたな。PVだけど。

思い出してきたぞ~!

でもこの辺でやめとこ。

どう?時代背景伝わるかな。
これがギタ彦若かりし頃の背景。

この頃にちょっとだけHM/HRが脚光を浴びる時期があったのですよ。
ほんのちょっとだけね。

おかげでハードなロックに触れる機会に恵まれたのかなと思うよ。
でも遅かれ早かれそっちに行ったろうとは思うけどね。

 

80年代。ミニコンポで音楽を聴くティーンエイジャー

当時はミニコンポで音楽三昧。
ギタ彦愛用はアイワミニコンポ
中学生から高校生くらいまでだったかな。

サウンドレコパルを愛読していた身にとって、
アイワミニコンポでは「コレジャナイ!」感満載ではあるけれど。
当時の僕ではそのくらいしか手が届かない。
だってお金が無いのだもの。

このアイワミニコンポは、
週末の新聞に挟まれていた折込広告だか新聞広告でみつけて、
勢いで購入したモノ。
貯金つぎ込んで。

それまでカセットプレイヤーを使っていたと思うんだけど。
とにかくミニコンポ欲しくて。

ソニーとかケンウッドとかだったかな?
そのあたりが欲しいけどちょっと高い。

でもアイワのそれならなんとか手が届きそうってんで。
とりあえず今はこれで我慢して、
お金を貯めて次こそは本命を買うぞの精神。

 

ちなみにこの精神はまったくもってオススメしませんよ。
「とりあえずはそのままになる(byギタ彦の叔父)」
最初から本命に的を絞りなさい。
モノパートナーも。。。ね(意味深w)。

 

それでも曲がりなりにもミニコンポを手に入れたソバカス少年

そのアイワミニコンポの構成は、
・アナログプレイヤー
・ダブルカセット(リバースですよ?当り前w)

それにAUX端子が付いていて、
ファンクションキーには「CD」の文字。

コンポの構成にCDはついていなかったけれども。
必要なら自分で単品のCDプレイヤー買い足せるようにはなっていたのね。

まさに時代はアナログからデジタル(CD)への転換期。

それから1年後だったかそれ以上だったか。

地元の家電店で見かけたソニーCDプレイヤー

いくらしたのか全然思い出せないけれど。

当時のオイラが買えたのだからきっと安かったのは間違いない。
おそらく在庫処分セールだったりしたのかな。
そしてなによりサイズミニコンポサイズ

もう買うしか無いよね。

フルサイズだったら置き場所に困るし、
きっと安くても買わなかったよ。

これでようやっと僕もCDリスナーの仲間入り。
デザインもカッコ良かった。

アイワミニコンポにソニーのCDプレイヤーを追加したわけだけど。
おもちゃの様なデザインのアイワに、
いかにもオーディオライクなデザインのソニーでアンバランスさが尖ってた。

それも今となっては良い思い出

いや、良くもないや。
ただの思い出くらいにしとこw

 

さて。
これでCDレンタルしまくるぞ!って思ったことでしょう。
んでハイポジカセットダビングするんだ~ってね。

実際しまくったっけ。
コレクションが増えていくのが楽しかったよ。


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市場に「シングルCD」なるものが登場

ある日サウンドレコパルを読んでいると。
シングルCDだかCDシングルだかが登場するって特集がくまれてた。

それまでEPとかシングルレコードとかドーナツ盤だとか呼ばれていた、
アナログレコードがあったのだけど。

その進化版としていよいよCDでもシングルが出てくるって。

しかも1000円くらいの価格設定だというのさ。

それまでのアナログのシングルレコードと大差ないね。

もちろんA面とB面の2曲を収録するスタイルも踏襲するらしい。

もちろん、CDだから片面だけなんだけども。
それまで周知のスタイル(呼び名っていうのか)をしばらくは継続するってことだね。

実際にはC/W(トイレ?逆かw)って書かれるようになってた気がする。

カップリングウィズだっけか。

シングルCDを聴くにはアダプタが必要だとさ

シングルCDが当り前になってくると、
アダプタなど必要としないプレイヤーばかりになってくんだけど。

出始めの頃はまだまだ対応プレイヤーも少なくて。

つまりはこういう事。

フルアルバムのCDはサイズが直径12センチ。

CDのトレイもそれに合わせて直径12センチの円状の溝があるでしょ。

それは今の機種もそうだよね。

一方でシングルCDと言えば直径8センチ。

そのまま入れたら中で円盤が泳いでしまう。

そこで8センチの円盤を12センチにするための、
アダプターが発売されたわけ。

8センチのシングルCDの円周にドーナツ状のモノを嵌めて、
12センチ大にする代物。

めんどくさいね。
でも普及前だから仕方ない。
そんなこともある。

そりゃそうよねって思いつつ、
自室にあるソニーのプレイヤーのトレイを引き出して見たら・・・

8センチの溝があるじゃないか!!!!

記事を読むと既に対応している機種も出ているとある。

シングルCDが出ることに合わせて先に対応させていたのが、
ソニーだったわけ。さすがだぜ!

まさか自宅にあるプレイヤーが既に対応済みとは思わなんだ。

いっそいで財布もって地元のレコード店に行ったんだよ。

1枚1000円くらいならオイラの小遣いでも買えるぞ!!って。

もしこれでアダプターが必要だったなら。
アダプターに1000円くらい。
んでもってシングルCDで1000円くらい。

アルバム買えちゃうじゃんってことで買いに行く事は無かったと思うからね。

ケチで言ってんじゃないよ。
無いんだよ、金がさw

【既に地元のレコード店でもシングルCDを扱っていた!】

レコパルの特集によるとまだシングルCD自体少ないけれど、
これから増えていくだろうって話だった。

だから正直、
地元のショップなんかではまだ扱っていないんじゃないかと思ってた。
だって田舎だもん。

ほったらさ。
あったんだよね。
地元のレコード店についてみたなら。
少ないながらもシングルCDのコーナーが新設されていた。

これには驚いたし嬉しかった。

さて、どれ買おう?

ヨーロッパのファイナルカウントダウン。そして運命のホワイトスネイク

これからの市場だからモノが少ない。
正直コレといった曲(CD)が見当たらない。

でもせっかく来たんだしなにか買いたいな。

それにCDシングルを早く経験したくて。
中学生っぽい発想ね。
でもこの時既に高校生だった気はするけど、まあいいや。
似たようなもん。

でコーナーの什器を舐めるように見回す。
何度も言うけどまだまだ少ないから。
ひと目で全部把握出来ちゃうくらいの規模だったけど。

その中でギタ彦アイに引っかかったのが。
ヨーロッパの「ファイナルカウントダウン」

「ホワイトスネイク」のギブ・ミー・オール・ユアラブ

だったんだ。

ファイナルカウントダウン購入!ギブミー~は後日手に入れた

その時は1000円分くらいしかお金もなかったから。
ちょい悩んでファイナルカウントダウンにした。
知ってる曲だし。

でも本音を言うと・・・

イントロしかよくわからんかったww

このファイナル~VAN・HALENのJUMPに関しては、
共感してくれる人もいるんじゃないかな~と。

街中でもどこからか流れてくるこの2大イントロは超有名ナンバー

まだまだロック初心者のオイラだ、こんな感じよ。

洋楽ばっか聴いてた言う割にって笑われるかもだけど。
よくわかってなかったね。

だからフルコーラスで聴いたのはこれが初。
ちょっと流行りからは遅れていたけれど、
カッコいいとお気に入り。

んでC/Wで収録されていたのがバラードのケリー」

これまた気に入っちゃって。
ヘビロテ入になりましたよ。

後日お小遣いが出来てようやく手に入れたのがホワイトスネイクのシングルCD

MTVで視聴済みだったから安全牌。

ギターソロはジョンverだったかPV同様ヴィヴィアン(ヴァイヴァン?)verだったか。

(PVでしか知らなったから、ジョン・サイクスって稀代の名ギタリストを知るのは、
これよりもうちょい後ね。)

こんな経緯でだんだんとHR/HMへの警戒心も解けてきて。
それがやがてギターの趣味にもフィードバックされてくるってわけ。

ここが言いたかったんだけど、
話がながくなっちゃった。

メンゴめんご。


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今回の〆

楽器を始めるにあたって。

その時に趣味で聴いている音楽を弾いてみたい。
再現したいと思うのが自然なことと思うわけで。

ここでムリクリクラシックギターだなんて事になったら、
それこそ3日も保たない。

いまではクラシックもやってみたいけどね。

この頃にジャズに嵌っていたならそっちに流れたろうし。

最後に告白しとこうかな。

当時ね。無邪気に盲信していたのが。

ヘビメタのギタリストこそギター界で一番のテクニックを持っているのだ!

こう信じてたwww

それこそ盲信!!

世間知らずのギタ彦でした。

 

よっしゃ、今日もギター持とう!
とりあえず持つ。
弾くかはわからん。
んじゃ次の奮闘記でお会いしましょ。




コメント

  1. […] シングルCDってのがあってだね・・・ […]