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速弾き練習のテンポ設定。 ゆっくり弾く?それとも限界テンポで弾く?

まいどっ!ギタ彦です。

速弾きの練習してますか?

ギタ彦はしてますよ。
してるけど思うように上達しないから悩んでいるよ。





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練習のテンポ設定

目標とするテンポで弾けないから、
弾けるようになるために練習する。

スコアを見ずとも弾けるくらいには暗記もした。

いよいよスピードを上げていく。

さて、テンポはどうしようか?

原曲テンポが180BPMだとして。

まずは半分の90でやってみよう。

ガチガチのビギナーならもっとゆっくりでもいいね。
10からだってそりゃ構わない。

弾きなれてくれば少しずつテンポアップできる。

90・・・100・・・120・・・

150~160辺りで壁に突き当たったとしよう。
(ほぼ実話)

このまま弾けるテンポで練習を続けるか。
それとも限界の速さテンポに挑戦したほうが良いのか?

ゆっくりテンポでいいから丁寧に弾く

あらゆる先人ギタリスト達がそう言う。

ちゃんと弾けてもいないのにテンポだけ上げてもダメだと。

最も印象に残っているのがヌーノのアドヴァイス。

・ゆっくりと丁寧に弾くこと。
・他人が見たら笑われるようなテンポでも気にするな。
・そうすればテンポを上げても弾けるようになる。

これが王道かな。
そしてこれしかないだろうとも思う。

(具体的な例として。
目標とするテンポのマイナス10bpmで練習するのが良い、
とする人もいたっけ。)

基本はこれしかない、それが結論なのだけど。

実はこんなアドヴァイスをしていたギタリストもいるんだよね。

雑でもいいから限界テンポで弾けって

この発想はショーン・レインってギタリストのお言葉なのだよ。

彼は若くして故人となってしまったギタリスト。

そのテクニックは業界でも評判なほどの、
とんでもギタリストだったらしい。

巨匠ジョージ・リンチのインタビューで数回この名前が出てきた事で知ったのだけど。

あのジョージをして、凄いギタリストだと言わしめたショーン。

その彼が言い遺した(今となってはね)アドヴァイス。

・雑でもいいから常に限界スピードで弾くのがいい。
・速さに慣れればいずれ精度もあがってくる。

こんな内容だったと記憶している。

ヌーノと真逆でしょ?

だからこそ面白い。

さて。
どちらの練習法を選択するのがいいのかな。


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結論

ギタ彦の結論。

それは両方やるの!です。
ずるい?

ゆっくりのテンポで確実に弾くこと

しっかりとフィンガリングを憶えるのはもちろん。
どれだけ弾いていても間違えることはなさそうなくらいに弾き込む。
それが可能なテンポでかまわないからじっくり。

電子メトロノームなら1bpmずつテンポを変更できる。

何も5bpmずつや10bpmずつなんてしなくてもいい。

無理だと思ったら1ずつ刻んだって構わない。
最後に弾けるようになることこそが目標なのだから。

ただ時間はかかるけども。

それでもやっていれば熟(こな)れてくる。
そのときにはいよいよ5ずつでも10ずつでも上げていけばいい。

それにある程度弾けるようになれば、
スタートのテンポの底上げも可能になっているはず。

練習初期は目標の半分の60からスタートでも、
いずれ80や100から始めても弾けるようになるはずだから。

それで見事180を攻略したのなら。

更に上を目指して125を目指すと。

120で精一杯ではなく、
余裕をもって120を弾くためにだよ。

まだまだ120が難しい時でも

100がようやく弾けるような時期でも、
敢えて120で弾いてみるのはどうか。

実際ギタ彦はこれをやっている。

と言うのも・・・

あるギターソロのコピーを何年もやっていて。

それでもオリジナルのテンポではなかなか弾ききれない。
弾ける日もあれば弾けない日もあるって腕前。

才能ないのかも、
速弾き向いてないのかもしれないね。

それでも弾けるようになりたい。

で思った。

目標テンポは180。

練習ではだいたい160から170くらいまで。

この辺りまでなら、まあ弾けるようになってた。

毎日練習できたわけではない上に、
弾ける時でもせいぜい30分ほど。

そんな時の練習内容って想像できる?

一日に練習出来るのが30分程度だった

一応ウォームアップと言ってその日の最初に弾く基礎練習。

これで大体15分くらい。

その後にすることと言えばいつも弾いてるコピーした曲。

あるいはその一部。
たとえばソロなどだね。

ゆっくり目のテンポから徐々に上げていって・・・

こんなことやってると、
その日にたどり着くテンポなんて160くらいだよ。

んで1曲では飽きるしほかも練習したいからとその程度でやめちゃうわけ。

するとどうなるか。

いつまでたっても160しか弾けない、
あるいは180をほとんど弾かないオイラが出来上がる。

これではダメでしょ?

だからこんな事を考えてそれを導入したわけ。

その日、そのフレーズ練習の最後、必ず目標テンポで弾いておわること

そこでとりあえず。

ちゃんと弾けなくても良いから最終目標の180で弾いてから締めるようにしてみた。

これが見事に弾けないわけ。

なんせ160男だから。

180なんてメトロノームのクリック音聴いただけで、
(はえ〜な〜、マイッタ)ってなってた。

心理的にせかされる。
そのテンポに慣れていないのだね。

もちろん弾けもしないわけだから尚更。

それでもやっていると、弾ける日もあったりする。

そして弾けるようでも苦手なパートが浮き彫りにもなる。

ゆっくりだと弾けるけど速くなると雑になるパート。

そこでゆっくりテンポ練習のときにそのウィークポイントを意識するように練習。

これでお互いにフィードバックされる。

それぞれに補完しあって最終的に速いテンポでも弾けるようになってくる。

当たり前すぎる結論だったね。




まとめ

ゆっくり丁寧に練習することが大事。

でもすこしずつでも背伸びして練習しないとステップアップを望むのは難しいと思うんだよね。

いつまでも弾けるテンポでやってたところで意味はない。

160までは順調にテンポアップしてきたのに。
そこからがなかなか上にいけなかった。

練習時間が足りなくてそれ以上踏み込まずにいたのが最大の原因だろううけど。

でも160くらいがオイラにとって一つの壁だったことは間違いない。

壁を越えなきゃならない時。
その手前でちまちま練習繰り返すのか、
ちょっとでもその先を覗くチャレンジを繰り返すのか。

思い切って背伸びすれば、
いつかそれが当たり前の目線になる日が来るよきっと。

今回はそんなお話でした。

実は最後の一文が一番言いたいことだったかも。

もうギターの練習なんかあさってでいいや!

いやだめだ!

んじゃ今夜もギター弾こうぜ!
みんなオイラより上手くなれ。
ギタ彦でした。


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